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白老梅との物語

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先日、店主井原のFacebookにアップされた投稿
好評でしたので、誤字脱字を訂正してホームページにもアップします。

 

『白老梅が飲める店に認定されました(´∇`)』

嬉しくて、めっちゃ長文です。
そして、明日はこの白老梅のヌーボの解禁日です。
ここからは覚悟してくださいm(_ _)m

白老梅物語

 

遡ること9年前・・・CDをジャケットを選ぶように
梅酒のラベルでなんとなく選び取り寄せた梅酒が
「白老梅(はくろうばい)」でした。
最初は、はくろうばいとは読めず、しらおいうめって読んでいました。

梅酒が届き、お世話になっていたお客様に
「新しく届いたんですけど飲んでみますか??」
と、1番最初の口開けは、自分では飲まず
お客様に味わってもらいました。

そうすると・・・

お客様「井原君、これ飲んだ!?凄い美味しいから味見してみなよ」と、

普段取り乱さない方が興奮しています。
では・・・と、飲んでみると

「なんじゃこらΣ(゚ロ゚;)美味しい!!」

ジャケ買いでなんとなく買った梅酒だったので
期待などしていなかったけどこれは美味しい。

この出逢いが白老梅とのご縁の始まり
そして、白老梅と僕との物語の始まりでした。

とても美味しかったので、
すぐに何本か取り寄せました。
まだ、この時は札幌で取り扱いのある酒屋さんが無かったので、

本州の酒屋さんを探しまくりました。

そして、届いた白老梅を
色々なお客様に飲んで頂きました。

飲んだお客様のほとんどの方が
「うゎあーこれ本当に美味しい。教えてくれてありがとう。」と

喜んでもらえました。

取材を受け
「おすすめの梅酒はありますか??」
と聞かれると
白老梅がおすすめですと言い続けていました。

そうしていたら、
1通のお手紙が届いたんです。

それは、白老梅を作る愛知の酒蔵
澤田酒造の5代目の女将 郁子様からのお手紙でした。

内容は、
偶然、ネットで紹介された記事を見たようで
遠く北海道のお店様が
私どもの梅酒を紹介していたことに
驚き、嬉しく、お手紙を書いたという無いようでした。

そのお手紙が嬉しく、僕もお返事を書かせて頂き、
なんと!?
酒蔵様との文通が始まったんです。

何通かやり取りをした半年ほど経った冬、

大阪に梅酒の勉強に行く予定ができたので、
ぜひ逢って美味しい梅酒をありがとうと言いたい、

そんな想いで大阪から新幹線に飛び乗り、
見知らぬ土地。愛知県の常滑市へと行きました。

駅に着くと
郁子様と娘さんで今は6代目の薫さんが
出迎えくださり
澤田酒造の皆様とのご縁が始まりました。

酒蔵を案内してくださり、
酒造りへの想い・・・
梅酒への想い・・・
想いを伝えてくださり
もっと白老梅を好きになりました。

そして、もっと札幌の地でも
白老梅の美味しさに加え、酒蔵様の想いも
伝えて行こうとそして、毎年直接想いを聞こうと決意しました。
それから毎年、酒蔵さんに行くことになりました。

沢山方々とご縁が深まり、

澤田酒造のみなさんともさらにご縁が深まりました。

月日が流れ・・・

薫さんが結婚するという報告を受け

なんと、日間賀島という島に案内され

英敏さんをご紹介してくださり

札幌のみなさんとご縁の深い英敏さんとの

ご縁がスタートしました。

そして、その時に2人の結婚式の際に

お世話になった方へ白老梅のカクテルを

作って欲しいのでぜひ、来て欲しいということを伝えられ

ご招待して頂くことになりました。

さらに月日が流れ
毎年の白老梅を知るために
白老梅の仕込みを手伝いに行くようになり、
1人で行っていた愛知も
大切な仲間と行くようになりました。

白老梅をよりよくしていくために
澤田酒造さんと
アイデアを出し、試行錯誤を
毎年繰り返し、

ノンアルコールの梅酒ができたり
幻のにごり梅酒ができたり
と一緒に色々なことにトライさせて頂きました。

その間にお2人にはお子さんが生まれたり、

僕にもなんと!!

同じ名前の薫さんと結婚するという幸せなことも

起こりました。

そして、去年長崎で行われた結婚式には、

英敏さんに来ていただき、結婚披露宴という晴れの日に

大切な方々と「白老梅」を

英敏さんの乾杯の掛け声でするという夢を叶えることができました。

そんな月日の流れの中で
白老梅ヌーボーを大切なものにしようと
一緒に考えたのが
白老梅ヌーボーの解禁日です。

6月に仕込まれた梅酒を
9月の第3木曜日に今年できたての白老梅として解禁をして

みなさんに味わってもらう日。

その日がついに明日になりました。
今年も嬉しいことに一緒に解禁日をお祝いするために
愛知から来てくれます。

偶然の梅酒との出逢いが
9年という長い月日のご縁を重ね
沢山の方に出逢わせて頂きました。

その白老梅を飲める店として認定して頂いたことは
とてもとても嬉しいことです。

これからも僕が白老梅に出逢い
沢山のご縁が広がったように

みなさんにも素敵な出逢いのきっかけの梅酒を
伝えていきたいと思います。

明日は、白老梅ヌーボーの解禁を
楽しみたいと思います。

長文に御付き合い頂いたみなさんありがとうございますm(_ _)m

終わり。

梅酒BAR SOUL COMPANY

店主井原 慶一朗