足を運んでいただいてありがとうございます。
本日はスタッフ黒沢が投稿します!
昨日、店主井原さんがハートランドビールのことを上げていました。
連続になってしまいますが、僕もビールのことを書きます。
テーマは何かといいますと、
ビールの器具の分解洗浄をして
気がついたこと。
それは、
刻一刻と変わる「ビールの味」そのものでした。
そして、
ビールサーバーについて知っていく中で、
「仕組みを知っていたほうが、美味しく飲めるのかも知れない。」
というイメージも沸きました。
なので、今日は
僕が定期的に洗浄している器具のお話をしたいと思います。
写真で紹介していきます。
これはディスペンスヘッドといって、
ビールの樽の真上に来る部品です。
内側にはゴムパッキンが上下に2個ついていて、
炭酸ガスが入ってくる通路があります。
組み立てながら説明していきます。
プランジャーという芯棒のような部品を、ボディ部分に差し込むのですが、
このクビレが空気の通り道になって、
炭酸ガスでビールを押し上げます。
そして中にある空洞を使い、
ビールがサーバーへと運ばれていきます。
次に空気の出し入れを制御するハンドルを取り付けます
プランジャーには溝(みぞ)が付いており、
その溝とハンドルを一体化させることで
てこの原理で上下します。
支点を作るため、ピンを刺して、固定!
さて、取り付けたハンドルを
ボタンを押しながら押し込むと
表面は
裏面は
と、
先ほどのクビレや、
写真の穴から空気が入っていきます。
ですが、ここは
金属と金属のぶつかり合っているところなので、
このままではせっかくの炭酸ガスが漏れてしまいます。
なので、パッキンをつけます!
これでガス漏れはしません!
炭酸ガスがビールの樽にはいって、
液体を押し上げ、ビールが出ます。
さて、営業終了後をイメージします。
ビールの樽からディスペンスヘッドを取るため、
ハンドルを上げ、はずします。
ここで疑問に思った方はいらっしゃるでしょうか??
このままでは
ディスペンスヘッドの上に付く、
ビールのホースから、
ビールの液体が落ちてきてしまいます。
そこで登場するのがこの部品です。
白いボールと黒いキャップ。
白いボールを先ほどのプランジャーの中に落とします
これで器具を取り外したときのビールのもれを防ぐことができます。
ですが、
このままではビールを出そうとしても、
白いボールが邪魔して、ビールがでてこないんです。
それを回避するために、
この十字キャップをつけます。
ビールは通すけど、
白い玉は通さない!!
いい仕事してくれますね(笑
さて、これで完成!
この段階で、ガスのホース、ビールのホース、ビール樽をつけて、
ビールサーバー下部の仕組みができあがります。
お疲れ様でした!!!
長いこと一緒に勉強していただいて、ありがとうございます!
いかがでしたか??
ビールって、とっても奥が深いんですね。
この記事を見ていただいた皆様が、
ビールの知識を得て、さらに美味しくビールを飲めること。
そして、画像を沢山UPしすぎて、
「ブログ容量の圧迫だ!!」と、
デザイナーの梅津さんに怒られないことを願っています(笑
スタッフ、黒沢峰明